確定申告やワンストップ特例の期限はいつ?申込期間と控除の時期について解説

ふるさと納税の仕組み

ふるさと納税では、地元や応援したい地域など自分が選んだ自治体に寄附をすると、自治体の名産品などの返礼品をもらうことができます。寄附金額のうち、2,000円を超えた金額について税金の控除を受けられます。つまり実質自己負担金2,000円で地域の特産品などの返礼品をもらえて、税金の控除が受けられるお得な制度です。

寄附をすると、寄附したことを証明する書類が自治体から送られてきます。その書類をもとに、「確定申告」または「ワンストップ特例制度」を利用して申請をすることで、税金の控除が受けられます。寄附をすれば終わりではなく、必ず自分で申請をする必要があります。

ふるさと納税の注意点として、一年で寄附できる額には上限があり、限度額は年収や家族構成によって変わってきます。限度額を超えて寄附をした分は、税金の控除は受けられず、自己負担額が増えてしまうことになるので注意が必要です。ふるさと納税ポータルサイトなどで、簡単に限度額のシミュレーションができるので、必ず寄附をする前に限度額を確認するようにしましょう。

ふるさと納税の申込期間は?

ふるさと納税には、特に申込期間の定めはありません。一年を通して寄附の申込みは可能です。一年を通して、いろいろな返礼品を受け取ることができますが、中には季節限定のものなどもあります。また、人気の返礼品は年明けの早い段階で品切れになってしまうこともあり、早めの申込みが必要です。

ただし、年収に応じて寄附の限度額が変わってくるので、ある程度の年収の見込み額から限度額を確認しておく必要があります。大幅な変動がないサラリーマンなどの給与所得者の方は年収の予測がたてやすいと思いますが、フリーランスや自営業などで収入に変動がある場合は、ある程度の年収の見込みがたってから寄附をするのもおすすめです。

ただ、年末が近づいてからの駆け込みで一気に申込みをしてしまうと返礼品の保管場所に困るということもあります。食品など、保管場所に制限があるものは、特に注意するようにしましょう。

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控除を受けるための申請期限は?

  • 確定申告の期限

確定申告は例年、翌年の3月15日が申告期限となります。2月中旬から確定申告を行えますが、土日などが重なると前後する場合がありますので、確認するようにしましょう。還付を受ける場合は関係ありませんが、支払いの必要がある方はこの期限内に納付をする必要があります。

基本的には期限内の申告が必要とはなりますが、還付の場合は過去5年間であれば、さかのぼって申告をすることが可能です。その場合は「更正の請求」という過去の申告を修正する手続きになりますので、方法については税務署に確認するようにしましょう。

  • 「ワンストップ特例制度」の期限

ワンストップ特例制度は、寄附をした翌年の1月10日が申請の期限となります。期限までに申請をしておけば、税金の控除を受けることができます。期限を過ぎてしまった場合には確定申告をする必要があります。

「ワンストップ特例制度」には適用の条件があり、

  • 5自治体以内
  • サラリーマンなどの給与所得者で、確定申告の必要がない方

のみ利用できる制度です。条件から外れる場合には、確定申告での申請が必要です。

また、寄附のつど書類を郵送して手続きを行う必要がありますので、寄附回数が少ない方におすすめの制度です。

税金の控除を受けられるのはいつ?

  • 所得税の控除

1月1日~12月31日に寄附をした分は、その年の所得税から控除されます。所得税の還付を受ける場合は、確定申告をしてから通常1カ月~1カ月半後に入金されます。

  • 住民税の控除

住民税の場合は、寄附をした翌年に支払う住民税額から控除されます。毎年5~6月頃に各自治体から住民税決定通知書が郵送されてきますので、その書類で控除額を確認することができます。

サラリーマンなど給与所得者で、毎月の給与から住民税が引かれている特別徴収の方は、会社あてに住民税決定通知書が送られてきます。フリーランスなど自分で住民税の支払をしている場合には、自宅に通知書が送られてきます。「ワンストップ特例制度」での申請をした場合には、住民税の控除のみが適用されます。

まとめ

ふるさと納税には、特に期限の定めはなく、一年を通して申込みができます。ただし、控除が受けられる金額には上限がありますので、事前に限度額を確認したうえで寄附の申込みをするようにしましょう。

税金の控除を受けるには「確定申告」、「ワンストップ特例制度」での申請が必要です。「ワンストップ特例制度」は、寄附をした翌年の1月10日が申請期限となり、「確定申告」の期限は3月中旬となります。直前に慌てないためにも、余裕をもって手続きを済ませるようにしましょう。

所得税は申告をしてから1カ月~1カ月半ほどで還付され、住民税は翌年支払う分から控除されます。申請の手続きさえきちんと済ませれば、ふるさと納税は簡単でとてもお得な制度です。いろいろな返礼品を楽しみながら、ぜひ活用してみてください!